足首の痛む症状

偏平足

偏平足とは、足底が平らで、土踏まずのほとんど認められない状態になっている足のことです。先天性と後天性があります。先天性はいわば遺伝によるものです。後天性は靴・ヒールなど不適当な履物を履いていたり、堅い床の上で長時間作業をしたりして、生活習慣での問題によるものです。

偏平足になると、正常な足に比べて疲れやすくなります。というのは次のような理由からです。正常な足の裏であれば、アーチ状になっています。これは歩くとき地面から受ける衝撃を和らげるためで、これが崩れてしまうとへっこみがあります。ですが、これが崩れると足の関節・筋肉や靭帯に負担がかかることになります。アーチ状の足底はクッションのような働きをしているのです。症状は表面的に表れない(無症候性偏平足)場合もありますが、一般的に偏平足になると、足首の周りや足の裏に痛みが表れたりします。(有痛性偏平足) ひどくなると膝や腰に痛みが表れることもあります。

偏平足には「静力学性偏平足」「外傷性偏平足」「先天性偏平足」がありますが、一番多いとされるのが静力学性偏平足です。静力学性偏平足は体重の増加に伴い、アーチ状の土踏まずの高さが下がることによって起こります。長時間の立ち仕事など生活習慣が原因となって、ゆっくりと進行するのです。外傷性偏平足は足根骨.中足骨の骨折や足のケガなどが原因で起こる偏平足であり、先天性偏平足は足根骨の並び方が生まれつき乱れており、アーチ状の凹みがなくなっている状態をいいます。