足首の痛む原因

アキレス腱炎(アキレス腱症)

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋の下部から繋がる人体の中でも最も大きな腱であり、重要な役割を果たしています。アキレス腱の主な役割は、足関節(足首の関節)の底屈(ていくつ)動作です。底屈とは、つま先を伸ばす動作を指します。また、アキレス腱はスプリング(バネ)の役割を担っており、着地時の衝撃を緩和するのになくてはならない部位です。このように、アキレス腱は、筋肉や外部からのパワーの伝達、増幅の役割を担っています。

このアキレス腱そのものに炎症が起きる病気を「アキレス腱炎」というのです。アキレス腱の症状は、座った状態から立つ瞬間、また、歩行時しはじめた時にアキレス腱そのものに痛みを感じる場合に多いのです。そして、その痛みは時間の経過ととも引いてくるというアキレス腱ならではの症状があります。

そのために、痛みが治ったので、病院へ行かないこともあり、障害発見が遅れる原因ともなっているのです。このことを十分認識した上で、おかしいと思った時には病院で診察をするようにしましょう。

アキレス腱炎の可能性がある場合には、まず炎症を抑えるためにアイシングを行い、足を安静にしておくことが大切です。こうすることにより、痛みは引いてきますが、やはり病院できちんとした診察を受け、適切な治療を行うのがよいでしょう。

治療方法は状況により異なります。足首周辺の痛みのため、運動や歩行に影響することがあります。痛みが引いたからといって、そのまま放置しておくと悪化する恐れがあります。